45年以上にわたり、モーリス・ラクロアのタイムピースは、セイネレジェに所有する最先端の工場で製造されています。
モーリス・ラクロアの歴史について
ブランドとしては比較的新しいブランドですが、その歴史は長く1889年にスイスのチューリッヒにデスコ・フォン・シュルテス社(Desco von Schulthess Company)が設立されたことが始まりだそうです。
設立されてからは130年以上の歴史があります。
1946年から時計ビジネスに携わり1961年にスイスのセイネレジェに創業者デスコ・ド・シュルテスによって開業された時計工房がモーリス・ラクロアの原点になります。
そこから14年後の1975年にモーリス・ラクロアは現ブランド名の「モーリス・ラクロア」のブランド名で腕時計を販売したのが始まりと言われています。
スイスのチューリッヒに誕生し、創業から約50年と時計ブランドとしては比較的若いブランドですが、モーリス・ラクロアの前身の会社でもあるデスコ・フォン・シュルテス社という親会社が1946年から時計ビジネスに携わっている背景から考えると70年以上の歴史のある由緒あるブランドです。
世界最古の時計メーカーブランパンやランゲ&ゾーネ、ハリーウィンストンのケースの製造にも携わっていたそうです。
更に1989年にはセイネレジェの地で新たに工場を設立しマニュファクチュールブランドへと進化していきます。
そして2016年に登場したクオーツの「アイコン メンズ」を皮切りに2018年に満を期して発売された「アイコン オートマティック」は、今や世界中で人気を呼んでいます。アイコン オートマティックで初めてモーリス・ラクロアを知った読者の方もおられると思います。
近年突如として現れたブランドではなく裏付けされた伝統と文化、技術力があるブランドはラインナップを拡充し続けているブランドです。

モーリス・ラクロアは過去10年間で14のデザイン賞(レッドドット)も受賞しています。※①
※①
出典:レッド・ドット・デザイン賞 – Wikipedia
レッド・ドット・デザイン賞(red dot design award)は、ドイツ、エッセンのDesign Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン=ヴェストファーレンデザインセンター)が主催する国際的なプロダクトデザイン賞である。
History
1975年
デスコ・フォン・シュルテス社がモーリス・ラクロアのブランド名のもと、腕時計製造を開始。1989年
セイネレジェを拠点とするケース製造工場買収1990年
モーリス・ラクロアを象徴するコレクション「カリプソ」を発表。1992年
1st マスターピース CinqAiguillesの発売。1999年
カレンダー・レトログラードの発売。セイネレジェを拠点とするケース製造工場の拡大と刷新。2000年
ポントス発表。2001年
モーリス・ラクロワが独立法人となる。ブランド自ら独自の生産施設を開設。2003年
ダブル・レトログラード発表。2006年
モーリス・ラクロア初の自社製メカニカル・キャリバーML-106を市場に投入しマニュファクチュールブランドの仲間入りを果たす。2010年
マスターピース・スクエアホイール発表。2013年
マスターピース・ミステリアス・セコンドを市場に投入。2014年
シリコン製アソートメントを持つマスターピース・グラビティ市場投入。FCバルセロナと3年のパートナーシップ締結発表。2016年
モーリス・ラクロワの象徴的モデル「カリプソ」をリニューアルし「アイコン」を発表2018年
AIKON (アイコン)オートマティックの発表。2019年
AIKON (アイコン)ベンチュラー・AIKON (アイコン)マーキュリー発表。2020年
2000年に発表されたポントス誕生20周年を祝い限定「ポントス モノプッシャー クロノグラフ」や、自動巻きクロノグラフとデイデイトモデルの2つの新作バージョンポントス クロノグラフ発表。2021年
マスターピース トリプルレトログラード コレクション発表。