モーリス・ラクロア アイコン オートマティック

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AIKON Automatic 42mm

モーリス・ラクロア アイコン オートマチック ーMAURICE LACROIX AIKON Automatic 42mmー
出典: https://www.mauricelacroix.com/

モーリス・ラクロア の歴史について

ブランドとしては比較的新しいブランドですが、その歴史は長く1889年にスイスのチューリッヒにデスコ・フォン・シュルテス社が設立されたことが始まりだそうです。
設立されてからは130年以上の歴史があります。

1946年に同社が高級時計販売に参入したことから本格的に時計業ビジネスをスタートさせました。
1961年にはセイネレジェに時計工房を設立し様々なプライベートレーベルの生産を行い、1975年にはモーリス・ラクロアのブランド名でモデルの発表をしています。

更に1989年にはセイネレジェの地で新たに工場を設立しマニュファクチュールブランドへと進化していきます。

一時期では、皆さんもご存知の某ブランドのケース製造にも携わっていたほど、ケース製造技術には定評があり今日の技術力の高さを物語りますね。

モーリス・ラクロア アイコン オートマチック について

モーリス・ラクロア アイコン オートマチック は2016年に発売されたAIKON Gentsというクォーツモデルが原型となります。

このAIKON Gentsというモデルの原型は1990年に誕生し、歴代累計売上本数No.1を誇る「カリプソ」をもとにデザインされました。「カリプソ」は1990年代にモーリス・ラクロアにとっても、とてもアイコニックな時計でした。当時からベゼルに6つのアームの意匠を施し、ケースもブレスレットと一体化しているデザインでありクオーツモデル、オートマティックモデル、マニュファクチュールモデルと人気と共にブラッシュアップされ続けてきた代表的モデルです。このモデルがヨーロッパで売れたことで中東やアジアで認知され販売網が広がったようです。

カリプソ 出典: https://www.mauricelacroix.com/

そしてこのモデルを現代的に解釈しアップデートを行ったのが2016年に登場した「AIKON Gents」です。クォーツながらクオリティの高いモデルだったため、発売直後から自動巻モデルの発売の要望が多く、2018年に待望の自動巻モデルが発売されました。

そんな人気のある「アイコン オートマティック」ですが突如としてデザインされたモデルではなく、ベストセラーとなった「カリプソ」を現代風にアレンジし「AIKON Gents」を通して誕生したということは、ヘリテージモデルを持ち裏付けされたバックボーン持っているブランドだからこそできた戦略を持って展開されたモデルということが分かりますね。 

私も2018年にモーリスラクロア アイコン オートマチックの発表があったときには、そのクオリティの高さとデザインに魅了された一人です。

さてここからモーリスラクロア アイコン オートマチックについて私が実際に使用した使い心地をご紹介させていただきます。
プライベートでガシガシ使用しているのでキズが目立ちますがご愛嬌とさせてくださいね。

外見レビュー

AIKON Automatic 42mm AI6008-SS002-430-1

ケースは42mm、11mm厚の2018年当時よく出ていたスポーツウオッチモデルに起用されているスタンダードなサイズ感です。

私は割と手の甲が広いので大きくは感じませんでしたが、人によっては大きく感じるようですね。(手首周りは15.5cm)

後に39mmが発売されたのもアジア市場の声や小径を好まれるユーザーの声からだそうです。
この辺りの声を実際に形にするのはモーリスラクロアの凄いところですね。

ベゼルはサテン仕上げ、爪の部分はポリッシュ仕上げになっているため非常に立体感を感じます。
光の加減でキラキラと光ります。

またブレスやケース、ベゼルにしっかりとエッジを効かせ、ケースからブレスへと流れるように繋がるデザインがそのデザインをよりラグジュアリーな雰囲気に繋げてくれます。

この外装の仕上げはこの価格帯からすると素晴らしいの一言ですね。

何故これ程までの外装に仕上げられるかというのは、実際にスイス本国のCEO、Stephane Waser(ステファン・ワザー)氏に直接聞いたところ、マニュファクチュールモデル担当(職人)と普及モデルの担当が同じ担当だということが分かりました。
そうすることでMAURICELACROIX(モーリス・ラクロア)の思想やコンセプト、デザインに対するクオリティを担保でき、最終的には「知覚価値」を感じれるくらいまで落とし込まれたモデルに仕上げることが出来るそうです。

しかもベゼル部分に並ぶ爪は全て1つずつ取り外すことが出来るそうです。
その分手間がかかりますが、爪を分けることでポリッシュ仕上げとサテン仕上げが明確に分けることができるので間近で見てもその違いを感じることができます。

ケース厚は11mmです。自動巻ムーブメント搭載であれば平均的な厚さだと思います。

そして、私が気に入った1つはアイコン オートマチックの文字盤です。
見てください。この細かい凸凹。

この凸凹の仕様が光のあたり具合で様々な表情を見せてくれます。この装飾が「クル・ド・パリ」と呼ばれている装飾です。見惚れてしまいますね。

またブルーの文字盤に関して初期ロットと現ロットでは若干フェイスの色が違います。

(モーリスラクロア アイコン 青文字盤比較〈左:モーリスラクロア アイコン39mm 右個人所有:モーリスラクロア アイコン42mm〉)

製造時期によってそのような違いがあるのは某有名ブランドのようで、これも所有欲をソソられますね。

初期ロットをお持ちの方は大切にしてくださいね。

次にブレスです。
アイコン オートマチックの特徴でもあり特筆すべき箇所ですね。
このブレスはステンレスの塊から削り出しているそうです。ケースからブレスに繋がるラインに隙間がなく一体化させているあたりも評価が高いです。

コマとコマの間も隙間が少なく、ダレないですし、つけ心地も素晴らしいと思いました。

更にイージーチェンジャブル仕様でベルトの交換が簡単にできます。その日の気分で革ベルトに交換ができるので、ファッションの幅にも広がりが持てますね。
AIKON(アイコン)シリーズのAIKON VENTURER(アイコン ベンチュラー)のラバーストラップも交換することが可能なので、組み合わせを楽しんでみてはいかがでしょうか。

サイズの調整も一コマと半コマで調整できます。
人によってはうまく調整ができない可能性もありますが、きっとこのあたりもいつか改善してくれるのだろうと思っています。

更にアイコンオートマティック42mmはアイコンベンチュラーのラバーストラップと互換性があります。
と言うことは、アイコンベンチュラーをお持ちの方であれば気軽に付け替えが可能です。(42mmに限ります)

※イージーチェンジャブル機構とは工具なしで簡単にブレスレットやストラップの着け外しが行える機構のことです。

個人的にはアイコンBLUEフェイスにBLACKのラバーストラップはかなりかっこいいのではと思います。

またムーブメントが裏スケ(トランスパレント)仕様で中のムーブメントを覗くことができます。
20気圧(200m)防水で裏スケ(トランスパレント)は、かなりお得感がありますね。

20気圧(200m)防水なら、こんな感じのフォトジェニックな写真も撮影できます。

ムーブメントは自社でチューンナップした、自動巻きCal.ML115を搭載しフォールディングバックル同様、ペルラージュ加工など美しい装飾も眺められます。

これ程までに価格を超える質の高さは個人的にも目を奪われるほどですね。

私はスーツなどのカチッとした格好からカジュアルまでのコーディネートを網羅できるこのAIKONはとても重宝しています。

初めての機械式腕時計をご検討の方や結納返しとして、自分のご褒美などご興味のある方はぜひ一度手に取ってその価値を確かめてみてください。

公式サイト:
MAURICELACROIX(モーリス・ラクロア)
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基本情報

モーリス・ラクロア
商品名:アイコン オートマティック
ムーブメント:自動巻きML115
ケース素材:ステンレススティール、カーフレザー
ベルト:ステンレススティール
防水:20気圧(200m)防水
サイズ:42mm
価格:214,500円(税込み)